GALLIEN KRUEGER(700RB 800RB  400RB-ⅳ)(日本語取扱説明)


<GALLIEN KRUEGER>

700RB

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注1:この機種、慣れないと電源スイッチが見えにくいです。
前面パネル右上にあります。写真は明るく加工してあるのでよく見えると思いますが、黒地に黒なので、暗いスタジオだとわからないこともあります(↓写真)。

注2:下記写真の真ん中に「WOOFER」というつまみがありますよね?これ、つまみの下の表示を見ると「MASTER」との表記もあります(覗き込まないとまず見えない位置)。つまりこれあげないと、まったく音が出ません。私もあれ?っと思ったことありますのでご注意ください!
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【DIRECT OUTセクション】

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①一番左の端子(ジャック)   BALANCE信号OUT端子です。リハでは気にしなくて良いです。
Pre/Post EQ Button  こちらもBALANCE信号をEQセクションを通る前にするか後にするかの設定なので、リハにはまず関係ないです。
Level  こちらもBALANCE信号のレベル調整なので、リハでは不要でしょう。

【INPUT セクション】
Input  こちらにベースからのシールドケーブルを差し込みます。
アッテネータースイッチ  通常は入れなくて良いですが、アクティブベースを使う際など、クリップLEDが点きっぱなしになるときは入れます。
TUNING MUTE  チューニングをする際にこのスイッチを入れると、アンプからの音がミュートされます。
VOLUME  いわゆるGAINとして機能します。どのくらい音を取り込むか、まずは4~5から。

【VOICNG FILTERセクション】
STRING BASS スイッチ  LOW-Bを使う5弦・6弦ベースを使う場合には押し込んでください。適した低音出力が得られます。
Contour 中音域をカットして(500Hzを-10dB)、高音域を増幅(7kHzを+3dB)・低音域(50Hz)を増幅(+2dB)いわゆる「どんしゃり」な音にします。
Presence 高域(10kHz)を強調します(+9dB)。

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【ACTIVE EQUALIZATION セクション】
TREBLE   高域(7 kHz)を強調するつまみです( +15dB)。
HI-MID  中域(1 kHz)を強調するつまみです( +10dB)
LOW-MID  中低域(250Hz)を強調するつまみです( +10dB)
BASS 低域(60Hz )を強調するつまみです(+10dB)

【BI-AMP OUTPUT セクション】  ※このアンプの売りである「バイアンプ方式」。要はベースの音の高音域と低音域を分割し、それぞれをコントールするような方式ということ。低音域担当スピーカーが「WOOFER」。高音域担当スピーカーが「TWEETER」。

BOOST  「growl」というくらいだから、うなりを足すということでしょうか。周波数的にはちょっとわからなかったのですが、低音域(ウーファー部のみ)をさらにブーストする模様です。

⑯TWEETER  ツィーター(高音域を出す小さなスピーカ。キャビネットに内蔵)の音量を調節。

Tweeter Hi-Cut スイッチ  ツイーターの高音域(10kHzより上)をカットする。

WOOFER    MASTER   ウーファーのマスターボリュームコントロール。いろいろあって訳わからなくなってきましたよね!?

WOOFER HI-CUT スイッチ   ウーファー出力から5kHz以上の周波数帯をカットします。さぁ、もうちょっとの辛抱です。

【PATCHBAY セクション】
SEND  ジャック   エフェクターに信号を送ります。
RETURN ジャック   SENDで送ったエフェクターからの信号をここに返します(原音にミックスする形になるので、最悪エフェクターがならなくなっても、大丈夫)
TUNER ジャック   チューナーをこちらに。

けっこういろいろなつまみありますね、お疲れ様でした!


800RB

gallien-krueger-800rb

INPUT  こちらにベースからのシールドケーブルを差し込みます。
アッテネータースイッチ  通常は入れなくて良いですが、アクティブベースを使う際など、クリップ信号が点きっぱなしになるときは入れます。
VOLUME
アンプ全体の音量です。

【VOICING FILTER セクション】
LO CUTスイッチ  低音域(周波数不明)をカットする。
MID CONTOUR  中域(500Hz)のカット
HIGH BOOST   高域を強調し、音の輪郭がはっきりでるように。

【ACTIVE EQUALIZATION セクション】
TREBLE  4kHzのブースト・カット。まずは真ん中で。
HI-MID  1kHzのブースト・カット。まずは真ん中で。
LOW-MID 250Hzのブースト・カット。まずは真ん中で。
BASS 60Hzのブースト・カット。まずは真ん中で。

【BOOST セクション】
LEVEL  音全体をBOOSTする量を決めます。
FOOT SWITCH ジャック   BOOSTオンオフ用フットスイッチ差し込み口

【CROSSOVER セクション】
FREQUENCY  下記スイッチで決定される「BIAMP」モードで、高域と低域とを分ける周波数を決定します。メーカー推奨は500Hzからとあります。

FULL BIAMP切り替えスイッチ

FULL」→高域と低域とを分けずに出力する(通常のアンプ形式。わからなかったらこちらで→下記⑮⑯の設定も不要になります)。
BIAMP」→高域と低域を分割し、それぞれを独立したアンプで増幅して、TWEETER(高域)とWOOFER(低域)に送る。GALLIEN KRUEGERの特徴的部分。

100W AMP  上記FREQUENCYで分けられた高域部分を出力するTWEETER(ツイーター)の音量調整

300W AMP  上記FREQUENCYで分けられた低域部分を出力するWOOFER(ウーファー)の音量調整


400RB-ⅳ

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【DIRECT OUTセクション】

①一番左の端子(ジャック)   BALANCE信号OUT端子です。リハでは気にしなくて良いです。
Ground/Lift スイッチ ハムノイズなどが乗るときに押します。リハではまず大丈夫でしょう。
Pre/Post EQ  スイッチ  こちらもBALANCE信号をEQセクションを通る前にするか後にするかの設定なので、リハにはまず関係ないです。

【INPUT セクション】
Input  こちらにベースからのシールドケーブルを差し込みます。
アッテネータースイッチ(-14dB)  通常は入れなくて良いですが、クリップ信号が点きっぱなしになるときは入れます。
TUNING MUTE  チューニングをする際にこのスイッチを入れると、アンプからの音がミュートされます。
VOLUME  いわゆるGAINとして機能します。どのくらい音を取り込むか、まずは4~5から。

【VOICNG FILTERセクション】
STRING BASS スイッチ  LOW-Bを使う5弦・6弦ベースを使う場合には押し込んでください。適した低音出力が得られます。
Contour 中音域をカットして(500Hzを-10dB)、高音域を増幅(7kHzを+3dB)・低音域(50Hz)を増幅(+2dB)いわゆる「どんしゃり」な音にします。
Presence  高域(10kHz)を強調します(+9dB)。
【ACTIVE EQUALIZATION セクション】
TREBLE   高域(7 kHz)を強調するつまみです( +14dB )。
HI-MID  中域(1 kHz)を強調するつまみです( +6dB~-10dB)
LOW-MID  中低域(250Hz)を強調するつまみです( +6dB~-10dB)
BASS 低域(60Hz )を強調するつまみです(+10dB)

【OUTPUTセクション】

BOOST  「growl」というくらいだから、うなりを足すということでしょうか。周波数的にはちょっとわからなかったのですが、低音域(ウーファー部のみ)をさらにブーストする模様です。⑯MASTER トータルの音量を決定します。

【PATCHBAY セクション】

SEND  ジャック   エフェクターに信号を送ります。
RETURN ジャック   SENDで送ったエフェクターからの信号をここに返します(原音にミックスする形になるので、最悪エフェクターが鳴らなくなっても、大丈夫)
TUNER ジャック   チューナーをこちらに。

⑳電源スイッチ(右上)